5th Conference of Japanese Language Education in East Africa: Programme

September 2, 2017

第五回東アフリカ日本語教育会議プログラム

⼤会コンセプト:
アフリカにおける読解指導について考える
〜JFスタンダードの普及を⾒据えて〜

2017年9月6日(水)、7日(木)、8日(金)
於:在マダガスカル日本国大使館

主催 マダガスカル日本語教師会
共催 在マダガスカル日本国大使館
協力 ケニア日本語教師会(JALTAK)
助成 国際交流基金

9月6日(水) 09:00-16:00

~9:15 受付開始

9:30~09:45 開会の辞

[特別ワークショップ Special Workshop]

9:45~11:45
様々な読解について考える
蟻末淳
(招聘講師/国際交流基⾦ニューデリー⽇本⽂化センター⽇本語上級専⾨家・南インド担当)
皆さんにとって読解とはどんなイメージですか。JLPTで出題されてきたような⻑⽂を読んで意味が理解できたかを選択したり、本⽂の⽳埋めをするような問題?
でも、それは「読解問題」という読解の⼀つの形でしかありません。では、⽇常⽣活で私達は読解とどのように付き合っているでしょうか?
現在、コンピューターやインターネットの登場によって、これまで以上に⽂字に触れる機会が多くなり、読解のあり⽅も変わって来ています。⽇本語教育における読解の意味についていっしょに考えてみましょう。

11:45~13:30 昼休憩

[機関報告 Introduction of Institution]

13:30~14:00
富⼠⼭クラブの紹介
ANDRIANAFETRA Zo Soloniary Ianteherana
(マダガスカル/Fujisan Club 富⼠⼭クラブ・⽇本語協会)
①富⼠⼭クラブの歴史。
②どんな活動をしていますか。
③富⼠⼭クラブの学⽣は、勉強が終わったあと何をしますか。
④富⼠⼭クラブの⽬標はなんですか。

14:00~14:30
アンタナナリボ⼤学⽇本語コースの発展
新野美奈(マダガスカル/⻘年海外協⼒隊)
2016年3⽉から始まったアンタナナリボ⼤学⽇本語コースの概要と約1年半を経てのコースの状況と学⽣の習熟度、これからの課題について

14:30~15:00
サブサハラ・アフリカにおける⽇本語学習と⽇本留学の展開―ザンビア⼤学⽇本語講座と「留学コーディネーター配置事業」の取組から
⼤⾨碧(ザンビア/北海道⼤学アフリカルサカオフィス特定専⾨職員)
北海道⼤学アフリカルサカオフィスは、2013年よりザンビア⼤学の⽇本語講座の側⾯⽀援を、2014年より⽂科省から「留学コーディネーター配置事業」を委託され、サブサハラ・アフリカ地域を対象に、⽇本への留学⽣増加をめざす活動をおこなってきた。本発表では、これまでの取組をもとに、⽇本語学習がアフリカから⽇本への留学⽣増加にどう寄与することができるかを検討する。

~16:00 退館

9月7日(木)  09:00-16:30

~9:15 集合

[実践報告・研究発表 Practice/Research Report]

9:45~10:15
訪⽇企画型研修について
Rakotomanana solofoniaina Ambinintsoa
(マダガスカル/アンタナナリボ⼤学)
2017年6⽉14⽇〜7⽉12⽇まで⼤阪にある国際交流基⾦関⻄国際センターで世界7か国、8⼤学の学⽣7名、教員14名が研修に参加した。研修⽬標は⾊々あったが、教員参加者の研修⽬標と学⽣参加者の研修⽬標は異なった。研修の主なプログラムは①JF⽇本語教育スタンダードの授業、②授業実践や教材作成のための情報・素材収集活動(フィールドワーク)③⽇本語理解・異⽂化理解をテーマにした学⽣参加者の授業④⼤阪⼤学訪問の4つである。

10:15~10:45
学⽣から⾒たエチオピアの⽇本語講座
ビルハヌ・シマチュウ・アスファウ(エチオピア/メケレ⼤学着任予定)
エチオピアでは2012年に引き続き、学⽣に対する2回⽬の意識調査を⾏った。まったく⼤学の単位には寄与しない課外講座の⽇本語講座に、学⽣たちは何を求め、何を得ているのか。実際に講座を今年7⽉まで受講していた⽴場からの意⾒を踏まえて調査結果を紹介する。

10:45~11:15
SOCIO-CULTURAL INFLUENCES ON INTERPRETATION OF INSTRUCTIONAL MATERIALS FOR JAPANESE AS A FOREIGN LANGUAGE
WAMUTI, LYDIAH WANGU(ケニア/ケニヤッタ⼤学)
Foreign language instruction is most effective when it takes place through meaningful, motivating, and interactive activities of cognitive and socio-cultural nature. Foreign languages instructional materials are generally produced by the native speakers of the language guided by their own culture. This study sought to determine the influence of socio-cultural differences in the interpretation of Japanese language instructional materials by Kenyan students. The study was done at Kenya Utalii College through classroom observations, questionnaires and interviews. A comparison was made between the expected observations from the instructor’s point of view and the actual interpretation by the students. The results revealed that the Japanese language instructional materials used in Kenya contain some elements of Japanese culture, which are unfamiliar to the Kenyan learners and that some of these culturally unfamiliar items cause misinterpretation of the information therein.

11:15~11:45
HOW JAPANESE IS TAUGHT BY NON NATIVE TEACHER
Shah, Alpa(ケニア/Teaching Japananese)
POWER POINT PRESENTATION

11:45~13:30 昼休憩

13:30~14:00
⼊⾨クラスにおける詩の群読発表から得られた成果
近藤彩(ケニア/Kenya Utalii College)
簡単な挨拶、⽂字も習ったばかりという⼊⾨学習者に相応しい⽇本の「詩」の作品選択、群読指導の⽅法を述べる。意味内容が深い作品よりも⾔葉遊びのある作品の⽅が馴染みやすいと考える。「暗唱」「担当読み」「強弱」「振付」を中⼼にどのようにして指導したかを今回の発表で述べたい。

[ワークショップ Workshop]

14:10~16:10
体験してみよう︕ レアリアを使った読解教材の作成
⾼橋知也(ケニア/ケニヤッタ⼤学・国際交流基⾦)
レアリアというのは、⽇本語教育で使われる“本当の物”です。私たちは⽇常⽣活でいろいろなものを読んで、必要な情報を⾒つけています。無料の雑誌やパンフレットなど、⽇本⼈のために作られた“本当の物”を学習者はどのように読むことができるでしょうか。学習者のレベルに合わせてCan-do⽬標を設定し、レアリアから授業で使える楽しくて効果的な教材が作れるかどうか、体験してみましょう。

~16:30 退館

9月8日(金) 08:30-16:00

~8:45 集合

[東アフリカの⽇本語教育 Japanese Language Education in East Africa]

9:00~9:30
Japanese as a Foreign Language in Zambia
Ngalande, Sande(ザンビア/University of Zambia)
Japanese and Zambian people have enjoyed diplomatic relations for half a century. The two countries have shared political, economic, social and cultural experiences. Besides economic aid, Japan has sent scholars, exchange students and volunteers to not only offer various services but also experience various aspects of Zambian life.
Zambians have shown unique interest in Japan and its people. The interest ranges from the affection for Japanese movies, animations and documentary films on various aspects of Japan. Scholarly and student exchanges between the two countries have grown over the years. Recently, there has been a growing interest in the Japanese language by Zambians from all age groups. This paper explores the teaching of Japanese as a foreign language in Zambia. It outlines how the course has developed since its inception in 2013.

9:30~10:00
ドドマ⼤学の⽇本語教育の2016|2017年度
Mahendeka, Sarah(タンザニア/ドドマ⼤学卒業⽣)
⾃⼰紹介、発表のタイトル、ドドマ⼤学の⽇本語教育の紹介、ドドマ⼤学の写真、ドドマ⼤学の⽇本語のコースについて、作ったテキストの紹介、初級レベルに使っているテキストについて、現在の課題について(教員不足、モチベーション)、今後について、ビギナーレベルのビデオと初級レベルのビデオを⾒せる

10:00~10:15 休憩

10:15~10:45
エチオピアにおける⽇本語教育の現在と将来像
古崎陽⼦(エチオピア/メケレ⼤学)
エチオピアで⽇本語教育が始まって9年になる。学⽣のレベルは⾼くなってきたが、専攻化を求められたり、逆に留学・就職に直結する中国語講座と⽐較されて困ったりでなかなか落ち着かない。そんな中で今後講座をどのように発展させていこうと考えているか、エチオピアの⽇本語教育の現在と将来像を話す。

10:45~11:15
スーダンにおける⽇本教育
栗⽥典和(スーダン/ハルツーム⼤学・⻘年海外協⼒隊)
スーダン⽇本語教育事情のプレゼンテーション。その他、スーダンでのスピーチコンテストの様⼦やスーダン初となるJLPT実施までの経緯などの最新情報をお伝えします。

11:15~11:45
ケニアにおける⽇本語教育
⾼橋知也(ケニア/ケニヤッタ⼤学・国際交流基⾦)
サブサハラ・アフリカにおいて有数の規模を誇るケニアの⽇本語教育について、最近の状況を報告する。

11:45~13:30 昼休憩

13:30~14:00
マダガスカルでの⽇本語教育
RAKOTOARIMANANA JOSIA ANDRIANAVALONA
(マダガスカル/LCC MADAGASCAR・マダガスカル⽇本語教師会会⻑)
マダガスカル⽇本語教師会の活動または⽬的。教師会の開催からの⽇本語の発展。

14:00~15:30 座談会と振り返り (スーパーバイザー︓招聘講師/蟻末淳)

15:30~15:45 閉会の辞

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